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既出の大持山山頂からの続きです。
※大持山頂上までは、既出の大持山のページをご参照下さい
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大持山と小持山の間は、岩場の多いところです。
今までのなだらかな山道から一転して、いくつもの小ピークが現れるようになります。
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日当たりがよく、潅木も切り開かれて明るい稜線です。
以前来たときは小雨交じりの天候でしたが、何人かの登山者と出遭ったものです。
今回はなぜか誰にも会いませんが。
もっとも、ふもとはけっこう雪があったので、入山をあきらめたりするのでしょう。
かえって高所の方が日当たりがよく、凍結箇所も少ない様子でした。
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このような岩と樹木の入り混じったピークをいくつか乗り越えることになります。
樹木のおかげで、手がかりには不自由しないので、特に恐怖感はありませんが。 |
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小ピークから振り返ると、今まで歩いてきた尾根を眺めることができます。
なだらかな頂の大持山、鞍部の妻坂峠、その向こうには武川岳などが並んでいます。 |
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突然、行く手に大きな岩場が立ちはだかります。
こんなところ、どうやって通過すればいいんだよ・・・・
などと思うのもつかの間。
近づいてみると立派な道筋が付いていて、難なく通過できたりします(^^;
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木々の間から、武甲山南面が見えてくる頃には、山頂も間近です。
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行く先に道標らしきものが見えてきました。
ほっとする瞬間です。 |
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そして、小持山の山頂に着きました。
トレースはあるものの、人影はないようです。
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山頂には道標が2つ立っています。
こちらは古い方の道標。
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こちらは新しい方。
この辺りの山ではおなじみのカラー図案入りの標識です。
小持山・1269mと表示されています。
ここから大持山までは約40分、シラジクボまで約25分、武甲山までは約70分とあります。
もっともこのコースタイムはかなり余裕をとった設定のようで、大抵はこれよりも短い時間で到達できるようですが。 |
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新しい標識の傍らにあるこのちょっとしたくぼみ。
何ということもないわずかなこのへこみなのですが、思い出があります。
いつか12月の小雨降る中、初めてここに来た時に、友人と寒さをこらえて茶を飲んだ場所でした。
あの時は装備も充分でなかったため、濡れた手足に稜線越しの風が吹きつけて寒い思いをしたものです。
悲惨な思い出のはずなのですが、改めて到達してみると、なぜか懐かしい思い出に変わっていました。
当時と違って、装備も体力も余裕があったからでしょうか。 |
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